気侭日記

気侭にのんびりと更新中。

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2016-01-28-Thu-09:01

【 小説付き 】 452

▼白雪

赤髪の白雪姫から白雪。(+ちっちゃいゼン)
赤髪可愛いですよねえぇ…( ´ 人 ` )尊い
LaLa本誌で連載が始まってから読み始めたのだけど、か、か、可愛い…
元々オカンが単行本集めてたのでそれを借りて読んで、きゅんきゅんしてました。
どの話も好きだけど、やっぱりキハルの話とタンバルン編とリリアス編は好きだなぁ
特に今アニメが2ndシーズンでまさにタンバルン編!ここからがまた楽しみでありますよ。
アニメはどこまでやるのかな?構成的に、タンバルン編オンリーなのかな。気になるところ。
あっあっ、側近編も好き!急にぐわぁってきて読み漁るくらいに好き!!
本誌で読んでるのといえばあとは狼陛下の花嫁が好きです。かわいい!(語彙力)

数年ぶりに。
小説を、書きました。ちゃんと言えば数年越しに完結させました。
こんなものー!ってポイして早何年経ったのやら…。
この長さを2日3日で仕上げてた時期があったんだよなと思うと、その時期よりずっと本を読まなくなったみたい。
どこかで、隙間時間に何かをするのは決して効率的ではないというのを見たことがあります。
やる気であり創作意欲はHPというよりMPで、MPは何かをする度に消費されるんだそう。
HPは体力だから少し休憩すれば元に戻るけど、MPは寝ない限り回復しない。
ソシャゲやってる時間とか、Twitter眺めてる時間とか、それだけでゴリゴリ削られていくんだと。そんな話。
だったらそのMP使って何か作りたいやなぁ!と思ったのが年末の出来事。そっから小説を再開して、もう1ヶ月経ってる…。
数十行に1ヶ月。なかなか途方もないぞ!でも書き上がって嬉しかった!!

ブロク拍手のお返事です。
佳子さん>>
ローソンのデザートも美味しいですよね〜!
たまにプレミアムロールケーキを買って食べてます♪
そして、無事ご購入できたとのことでー!おめでとうございます!
い、1時間前からですと…!?すごい!!
今年1年はなつるちゃんと一緒に年を重ねられますね〜v
幸せな1年じゃあ〜!


そんなわけで、大変久々になつるちゃん小説。
読んだら空パチ拍手もらえると嬉しいです。読んだよ!のコメントあると更に嬉しいですよ!!

【幸と不幸の紙一重/FTナツルー】










それは本当に「不幸」なのか。





「ルーシィ頼む!」
「ダメ!」

本日何度目かのナツ渾身の土下座にも、ルーシィはピシャリと拒否の意を放つ。腕を組みそっぽを向き、完全に相手にしない体勢だ。

「なぁルーシィ〜」
「何回頼んだってダメなものはダメ! 諦めて!」
「ルーシィにしか頼めねぇんだ! 頼む!」
「ハッピーで良いじゃない!」
「ネコ不可なんだよ!」
「どんなルールよ⁉︎」

予想外の返しに思わずツッコミに手を出すと、瞬間、パチリと視線が交差した。いけない、と手を引くより前に、ナツはその手を握りしめた。

「人助けだと思って!」
「絶対ダメ!」

振り解こうにも、悲しきかなナツは筋肉男児。目一杯力を入れても、しっかり握り込まれた右手はビクともしない。それどころか、逃げるなと言わんばかりにさらに強く握られてしまった。

「ちょっ…なに人の手握ってるのよ!離しなさい!」
「離したら逃げるだろ? よーし、そろそろ観念しろ」
「嫌なものは嫌!」
「なんでだよ」
「…ッ、」

ナツの鋭い視線に、ルーシィはぐっと押し黙る。

理由なんて分かり切ってるのに。
ナツは分からないと言って聞いてくる。
不服そうに、さみしそうに。
何度、何度その表情をされただろう。
その度何度裏切られただろう。
他意なんてありはしないのに。
心のどこかで何か期待してる。

「そんなの…」

だから何度裏切られても、同じ数だけ答えてしまう。

「頭突かれたら痛いからに決まってるでしょ!」

怒鳴るのと同時に、空いてる左手でナツの頭を思い切り叩く。それでもやはりナツ自身はビクともせず、深妙な面持ちのまま口をへの字に曲げた。

「なんだよ、そんな理由で嫌がってたのかよ」
「『そんな理由』なんかじゃないわよ、この石頭!手加減なしの頭突き食らうなんてたまったもんじゃないわ!」
「ルーシィも石頭だから大丈夫だって。なんなら試してみるか?」
「試しません!」
「ちぇ、ノリ悪ぃぞ」
「ノリの問題じゃないしね⁉︎ グレイに頼みなさいよ」
「何でグレイに頭下げなきゃいけねぇんだよ。それに、異性じゃねぇとだめってルールがあるんだからな」
「ならエルザ…」
「参加者同士じゃねぇか」

そう言ったナツの背後では、悲鳴と鈍器で殴られたかのような音が入り混じり、まさに阿鼻叫喚という言葉が相応しい惨状となっている。事の発端は分からないが、周りの会話から察するにどうやら何かの 『予選会』をしているらしい。
その内容がまたおかしくて、「1人以上に頭突きすること」なのだ。ナツが言ったように、これには「参加者同士、ネコはNG」「異性のみ」などさらにおかしなルールも設定されており、参加者は予選を突破すべく息巻いて頭突く相手を探している…とのこと。

「…状況を整理しても全く意味が分からないわ」

どんなに頭を捻っても、躍起になる理由が見当たらない。こいつはキングオブ頭突きにでもなるつもりなのかと、ルーシィは怪訝に眉を顰めた。
刹那か、視線がかち合う。
どくん、と心臓が大きく脈打った。

「…ナ、」

ーーカンカンカンカン!

喧騒を切り裂くように、破裂音が室内に響き渡る。同時に、ナツは大声を張り上げた。

「あーーーー! 終わっちまった!」

焦るナツを尻目に、他の参加者達は次なるステージに向けてウォーニングアップを始めていた。そこに、不参加者であるハッピーがひょろりと寄ってきた。

「あれ〜ナツ、ダメだったの?」
「ルーシィが頭突きは嫌だってゴネたんだよ」
「そりゃ嫌だよ。ナツは容赦しないんだもん」
「やるからには本気でだろ」
「だったらハイタッチで良いじゃん」
「は⁉︎ 頭突き大会じゃないの⁉︎」

聞き捨てならないとルーシィが2人の会話に割って入る。ハッピーはその様子を見て、「ルーシィは知らないんだっけ」と首を傾げた。

「『お題バトル』だよ。ミラが作ったくじを引いて、それに書いてあるお題でバトルするの。「武器は魚」とか、「足技のみ」とか」

ナツにばかり意識がいっていたからかしっかりと確認していなかったが、よくよく周りを見渡すと、イスや野菜、写真集など明らかに頭突きとは全く関係のない物が散らばっていた。

「…じゃあ、ナツの『お題』って…」
「ん」

恐る恐るルーシィが尋ねると、ナツはくしゃくしゃに丸まった白い紙を片手で差し出す。それを受け取り、慎重に開けてみると、そこには規則正しい文字でこう書かれていた。

<体の同じ部位をぶつける>

「頭突き関係ないじゃない!」

思わず声を張り上げ、紙を地面に叩きつける。なるほどハッピーが「ハイタッチで良い」と言うわけだ。
そんなルーシィの様子を見て、一人と一匹は片や心底楽しげに、片や呆れたように笑った。笑われてるルーシィは気分が良いはずもなく、わなわなと肩を震わせ、顔を真っ赤に染めていく。

「あ、あんたらねぇ…!」
「おいら何もしてないよ」
「人の不幸を見て笑ったじゃない! 同罪よ!」
「不幸ってなにが?」
「ナツの相手!」
「おうおう、ひでぇぞルーシィ。そんなにオレの相手は嫌か」
「あんた、さっきまであたしに何しようとしてたか覚えてる?」
「頭突き」
「それが嫌だって言ってるのよ、ばか!」
「えー、ルーシィ石頭…」
「その台詞聞き飽きたわ!」

いくら叱っても怒っても、ナツは悪びれる様子もなくカラカラと笑う。そんなナツを相手しているうちにルーシィも毒気を抜かれ、次第に怒るのも馬鹿らしくなってきてしまった。項垂れるルーシィの頭に、ちょうど良いと言わんばかりに飛んでいた青い仔猫が乗ってきた。
そして、ひとつ質問を投げ掛ける。

「ルーシィはナツといると、不幸だと思う?」
「? ううん、思わないけど」

首を傾げつつも、ルーシィは即答する。すると、ハッピーは「ならいいや」とだけ言葉を残し、また羽を広げてどこかへ飛んで行ってしまった。取り残されたルーシィは訳が分からず眉を潜め、同じく取り残されたナツの方を見る。と、

ばちん。

目が合った。
先程、破裂音に引き裂かれる直前のように。
彼の瞳に自分が映っているのが見えた。戸惑っているようにも、何かを期待しているようにも見える自分の表情に、心臓が跳ねる。
長い一瞬の後、ようやくその金縛りが解かれると、ルーシィはナツが破顔したのだと分かった。

「よかった」

同じように楽しげにーー少し安心したように、ナツは笑う。
ルーシィの息が、詰まった。

「オレはルーシィといると楽しいから、幸せだ」

だから、と呟くと、ずっと握り込んだままだったルーシィの右手を引っ張り身体ごと引き寄せた。
そして、ルーシィの唇にナツのそれを軽く押し当てる。

「今回はこれで勘弁してやる」

今度こそ、ルーシィは気を失った。



幸と不幸の紙一重
裏表で寄り添うその感情は、
些細なことで表情を変えるもの。
ねぇ、今の君はどちらかな。





「おいら思ったんだけど、手を握った時点でナツはお題クリアしてるんじゃないの?」
「お題は『ぶつける』だろ。握っただけじゃだめだって」
「いつものナツならいいだろーってワガママ言うところじゃん。どうしたの急に良い子になって」
「なんだよ、良い子って。別に…」
「あぁ、ルーシィを抱っこしてたいってことね」
「ちっ……がく、ねぇけどッ!」
「じゃあナツに質問〜。ルーシィ抱っこしてるのと、本戦で高級お肉一キロゲットするの、どっちが良い?」
「……やべぇ悩む」
「色んな意味でルーシィ泣くね」

2016.01.27.
どちらにせよルーシィのためです。
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