気侭日記

気侭にのんびりと更新中。

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2013-05-13-Mon-12:41

【 小説付き 】 316▼

▼ぐるぐる巻き

おっきいマフラーって可愛いと思うの。

あとで色々追記するね。

▼(´Д` )
圏外という電波妨害に見舞われて追記した記事が全部マサラタウン化してやるせない萩野です。
あいぽんちゃんにしてからというもの、アップデートするたびに電波状況が劣悪化していきます。
今じゃ自宅でWi-Fi繋げてるよりも3Gの方が早いくらいです。Wi-Fiとは…
すぐに電波なくなるしサーバーに接続できませんって数分に一回出るしでうぎgggg
重くなる速度も尋常じゃないっていう。だんだん自分のあいぽんちゃんがいけない気がしてきました(:-D)rz
これなら普通にガラケーの方がいいじゃんけってわりとガチで考えてます。
早いし電池減らないし電波入るし。
しかし画面がおっきいのは魅力的ですね!!アプリで全く遊ばないからでっかい画面のためだけにこれ使ってるみたいなものだと思う。

ところでFC2の管理画面スマホ版とかないのかよと思ったらあった。
試しにそっちに切り替えてみたら使いづらいですね!!!!!!!
これスマホ版じゃねぇガラケー版をそう言い張ってるだけやんけ…(。-_-。)
メニュー見やすくてスゲー!て思ったのも束の間。
文字入力するところ狭過ぎやしませぬか!!!!だから画面は!!!広くなったんだってば!!!
これから改良されるのかしら…そのわり戻すところに「iPhoneとの最適化を解除する」ってあって確信犯か…ッ
それでも使い続けちゃう何年の付き合いだろうこのブログ。

追記になつるちゃん小説。
【大好きだよ、ずっと/FTナツルー】









知ってるけど、あえて言わせて。







隙間から差し込む光の眩しさに、微睡みの中から意識が浮上する。重たい瞼を開けると、視界いっぱいに綺麗な蜂蜜色が広がった。微かに漏れた光が反射して瞬き、誘われるように伸ばした手でそれをくしゃりと撫でてやると、甘い香りが鼻腔を擽り心地よい。起こさないよう優しく撫でながら、視線を下にズラす。安心し切っているのか、無防備という言葉がよく似合う無垢な寝顔。長い睫毛はしっかり閉じられ、規則的に身体が上下している。カーテンを開けるのはまだ早いようだ。
くぁ、とあくびを一つしてから上半身だけ起き上がる。寝ぐせとの区別がつかないほどボサボサの桜髪を掻きむしり、もう一度大きく口を開けた。周りを見回すと、枕元で寝ていたはずの青い子猫の姿がどこにも見当たらないことに気が付いた。どこに行ったと思うより前に、仔猫が残したのであろう書置きを見つけた。そこにはたった二行の用件が認められていた。


オイラはシャルルのところに遊びに行きます。
ナツはルーシィに遊んでもらってね。


「ハッピーの奴…」

愚痴ても当人はいないわけで、ナツは一言余計だと口の中で呟いておいた。それでもムカッ腹は収まらず、読み終えた紙きれをくしゃりと握り込む。そのまま拳に魔力をこめ、それを発火させた。ルーシィが見たら「火事でも起きたらどうすんの!?」とこっ酷く叱られる所だが、そのルーシィはただ今夢の中。足元にあったごみ箱を器用に足でたぐり寄せ、掌に残った灰をポイと投げ捨てた。これならバレないとナツは得意げに鼻を鳴らす。
と、

「ナツぅ」
「!!」

今まさに考えていた声に、ナツがビシリと硬直する。見られたかと恐る恐るベッドの方を向き直ると、横になったままのルーシィと目が合った。

「お、おはよう、ルーシィ」
「おはよぉ、ナツ。そこで何してるの」
「いあ別に! つか悪ぃ、起こしちまったか?」
「ううん、ふつーに起きた」

目を擦りながらルーシィが身体を起こす。その僅かな隙に、ナツはごみ箱を元の位置にズラして何事もなかったかのようにルーシィの隣に戻った。

「ナツ、今日は早起きね」
「そーかぁ? いつもと変わんねぇよ」
「だって、あたしも早起きだもの」

お揃いだねと言って、ふにゃりと笑う。その表情が優しくて柔らかくて、愛おしくて。ナツはつられて笑みをこぼして、そっとその頬に触れた。体温は自分の方が高いはずなのに、ルーシィに触れるといつもあたたかいと感じる。交わる熱が身体も、頭も、心も、温めていくから。
「あのね、」とルーシィはナツの左手に自分の右手を重ねる。

「夢を見たの」
「夢?」
「うん」
「ど、」

どんな夢かと聞こうとして、止まる。何故か自分が気付かなければならない気がして、ナツは思考を逡巡させた。
冒険好きのルーシィのことだ、自分が勇者になり剣を振るっていたのかもしれない。しかし、彼女が見る夢としては面白味はない。そういえば、最近やけにジュビアと意気投合していたので気になって内容を聞いてみたら「恋愛小説よ」とルーシィはそれだけしか教えてくれなかったが、時折飛び交う人物名が「ケビン」だの「マリク」だの男子の名前しかないことが不思議で仕方がない。しかしそれを詮索してはいけないと脳が指令を出すのだから尚更訳が分からない。世の中には知らなくて良いことが沢山あるということだろうか。
そんなことを真剣に考え込んでいると、目の前でルーシィが吹き出した。

「変な顔」
「…ルーシィにだけは言われたくねぇ」
「うっさい!」

思わず噛み付いてしまったが、真剣に考え込むナツの姿が目に留まってルーシィは再び可笑しそうに笑う。

「そんな考えることでもないわよ? ただ、ちょっとナツに言いたかっただけだし」
「ん、んー? この辺まで出かかってるのになー…ルーシィ、言うなよ。絶対ェ言うなよ」
「なにそれフリ?」
「フリじゃねぇ!」
「はいはい」
「…ルーシィ、どうせ出てこないとか思ってんだろ」
「まぁ、ナツだし」
「残忍な奴だな」

ナツは唇を尖らせた後、「まあいいや」と竜牙を見せて幼く笑うと、両手をルーシィの腰と肩に回し、そのままの勢いで抱き寄せた。ナツの腕の中にスッポリと収まってしまうほど、ルーシィの身体は華奢で小さい。なのに、ルーシィが自分の傍にいてくれるだけで、力が、勇気が湧いてくる。ナツはこうして抱き締める度に、彼女の強さと弱さを感じるのだった。

強さは信頼に。
弱さは守るべき場所として。

負けん気の強いルーシィのことだ、守られるのは柄ではないと嫌がるだろう。だが、ナツにとって守るというのは目に見えるそれではない。悲しいとき、寂しい時、辛い時、涙見せてもいい相手だと信頼して欲しい、ルーシィが素直になれる場所でありたいという意味で。
こんなこと、ちょっぴり照れ屋で口下手なナツでは言えないけれど。

「ナツー」

ナツの腕の中から、顔を上げずにルーシィが名前を呼ぶ。仲間がいる時は全力で離れようと意地になるが、二人きりの時はこうして身体を預けてくれる。自分だけに甘えてもらえてるのだと思うと、ナツは人知れず笑みを零した。照れ臭さに口元を隠そうと顔を下げると、ルーシィの柔らかい髪に着地して、甘い匂いが鼻腔をくすぐった。ナツがすぅ、はぁと息を大きく吸い込むたび、くらくらと脳が麻痺していく。
ややあって、返事がないのを不思議に思ったのか、今度はひょこりと顔を覗かせて、ルーシィが「ナツ?」ともう一度首を傾げた。

「んぁ? あぁ悪ぃ。どうした」
「ううん、ナツ寝てるのかなって」
「起きてんよ。ルーシィこそ、また寝たかと思ったぞ」
「まあ、ナツの身体あったかいもんね…二度寝しちゃおっかな」

言い、ナツの肩に額を乗せる。ナツは片腕でルーシィを抱きかかえつつ、手近な掛け布団を手繰り寄せてルーシィの身体に被せてやった。ルーシィをあやしつつ、このまま横になって二人で二度寝するのも良いかもしれないとぼんやり考えていると、ナツの服が小さく引っ張られた。

「ねぇ、ナツ」
「ん」

今度は直ぐに相槌を打つ。それに安心したのか、ルーシィは言葉を続けた。

「ナツはさ、『ずっと』って言葉、好きじゃないよね」

ルーシィの台詞に、ギクリとナツの身体が強張る。
決して意識しているということはないし、嫌な訳でもない。ただ、他の人よりも少しだけ別れに敏感で、それがあまりにも突然訪れることを知っているだけで。

「ずっと」と呼べる永遠が、ないと知っているだけで。

固まって動かないナツの背中に腕を回して、ルーシィは縋るように自分の身体を寄せた。そして、一度頰擦りをしてーーー微笑んだ。

「大丈夫、知ってるから。ナツが苦手なの、理解ってるから。だけどーーーあえて言わせて」

ルーシィは交じり合った熱からそっと身を離し、顔を上げた。パチリ、とナツと視線が交差する。

琥珀色の瞳が柔らかに細まる。

優しく、揺らめく。

「ナツ。大好きだよ、ずっと」

ずっとなんてない、そんなこと分かっている。分かっているから、避けてきた。使わないようにしてきた。それが自分が悲しまない、苦しまない、最善だと思っていたから。
けれど。

「オレも、」

考えるよりも先に言葉が出た。元より深く考えるのは苦手で、心の赴くままに生きてきたのだ。昔の執着がなんだ、苦痛がなんだ。心がそうと感じたのならば、「それ」が自分の本心なのだ。ならば、従えば良いだけのこと。

「ルーシィが大好きだ。この先も、ずっと」

その言葉は、声にするとちょっぴり照れ臭くて。お互いの顔を見合わせて、同じように笑ってしまった。

それが何よりも、愛しかった。



大好きだよ、ずっと
終わりを決めるのは実はとても簡単で。
だからその言葉を口にするのは尊いことなんだ。



***
「ところでルーシィは何の夢見たんだよ」
「まだ気にしてたの? 聞くの諦めたのかと思ったわ」
「ンなワケねーよ。ルーシィのことなら何でも気になるぞ。ーーー体重とか」
「…そうね、最近ちょっと気になるものね。今日からしばらくお肉抜きにしましょう」
「ゴメンナサイ勘弁してくれオレが悪かった肉食わせてくれ」
「食い気だけは一丁前なんだから…」
「で? 何の夢?」
「この後に及んでまだ聞くか! あーもー!ナツと一緒に桜を見る夢よ! それでっ、あー嬉しいなーって思って! これで満足!?」
「…なんだ」
「何よそのつまんないって顔! 人にもの聞いておいてその反応って、」
「いあ、かわ…」
「ナツ」
「ん?」
「私も聞きたいことがあるわ」
「おう?」
「後ろの煙はなに」
「うおおおおおおおお!?」

2013.05.13.
まさかのベタ甘である。
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