気侭日記

気侭にのんびりと更新中。

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2012-12-22-Sat-09:31

【 小説付き 】 308

▼でん。

いつもより攻略王がイケメソに描けた気がするけどきっと攻略王マジック。
オールキャラの表紙です。ロイドくんがもちろんセンターなのだわ!
いつもカラーは一日で仕上げます。
表紙しか最近カラーは描かないけど、下塗りが終わってる状態で背景諸々含めて5時間弱が上の塗り時間。
ちっこいので2時間とか3時間くらいって思うと、時間かかってるなぁとしみじみ。
ちなみに前のいっぱいなつるちゃんは何時間だか覚えてないです。
人数が多い分時間がかかってるのは確かなんだ、が…
新しい〆切に頭が入れ替わると前の出来事が上書きされちゃうんだぜ。
それにしてもロイドくんの服が、渋い。いまさらだけど!

冬コミが近付いてきました。
この時期になると検索ワードに「冬コミ tos」が浮上するようになってきて、あぁもうすぐなんだなぁってしみじみと思います。
萩野はと言えばサークルチェックってしぶくらいでしかしなくて、いつもその場のノリと勢いで買い物してます。
宝の地図作ってもね!!何故かいつも無くしちゃうんだよ!!!
でも今回は2日目とのことで、行きたいところが…いつもいけないところに行きたいなぁと…
体力持つかなぁ頑張ろう(:-D)rz

追記になつるちゃん小説。
【まりも/FTナツルー】









まりも

元は別々のものだったかもしれない。
だけど不思議と一つに集まっていくんだ。







つかつかつかつか。
てくてくてくてく。

「ルーシィ」
「なによ」

つかつかつかつか。
てくてくてくてく。

「ルーシィ」
「だから何よ」

つかつかつかつか。
てくてくてくてく。

「ルーシィ」
「しつこいわよ、ナツ」
「だったら止まれよ」
「イヤよ。あんたが追いつくでしょ」
「追いつかれたくなきゃ理由言えよ。ルーシィがオレから逃げ回る理由」

ナツが不機嫌に吐き捨てると、ルーシィは口を固く結んで歩調を速めた。

つかつかつかつか。
てくてくてくてく。

しかし、後を追うナツの歩調も同じように速くなり、相変わらずお互いの距離は縮まらない。付かず離れず、二人はしばらくの間この押し問答を繰り返していた。

事の発端は、ルーシィがナツの姿を見るなり距離を取ったことだった。最初は気にしていなかったナツも、次第に目に付くようになったのか、ルーシィの後を追い始めた。ルーシィもルーシィで、ナツとの距離を縮める気がないようで、近付いてくれば同じ分だけ離れてナツから逃げ回る。ついには、お互い躍起になって、イタチごっこを始めてしまったのだ。普段は仲介に入る仲間も、面白い見世物とばかりに止めに入らないだけでなく、どっちが先に折れるかの賭けを始める始末だ。ただ一人、相棒の青い仔猫だけは呆れた顔で二人の追いかけっこを眺めていた。

「ナツもルーシィも分かりやすいのに、どうしてお互い気付かないのかな」
「そりゃ、自分でもちゃんと分かってねぇからだろ」
「あい、グレイみたいだね」
「どうしてそこで俺を出すんだよ!?」
「違ったや。知らんぷりしてるんだったね」
「だからどういう意味だよ!」

隣で依頼書を眺めていたグレイを一通りからかって、ハッピーは小さく息を吐く。視線は相変わらず二人を追い掛けているが、意識はまた別の方に持っていかれていた。

ルーシィがナツを遠ざける理由。
ハッピーはそれに心当たりがあった。心当たりがあるからこそ、口を挟めないでいる。軽口を叩いて場が和むのならば大歓迎だが、その逆ーーールーシィがさらにナツを遠ざける結果になってしまっては本末転倒だ。だからと言って、真面目に「気にすることないよ」なんて声をかけた日には、事態が悪化すること折り紙付きだ。
結局、相棒には顛末を見守ることしかできないのだ。

「ナツぅ、おいら二人がいないとつまんないよ」

ポツリと零した呟きに、「オレもだ」と返事が聞こえた気がして、ハッピーは思わず吹き出してしまった。
どうやら気持ちは同じらしい。







「ルーシィ」

本日何度目かの呼びかけにも、ルーシィは反応しないで、見ざる聞かざる言わざるを貫き続ける。
聞こえてるくせに、無視かよ。
ナツは悪態づき、この焦れったい距離をなんとか縮めようと思考を巡らせた。自分が止まればルーシィも止まるだろうが、それは自らの意に反する。ルーシィのことで自分から「諦める」なんて以ての外だ。
だが、相手は止まる気が毛頭ない。
ならば、

ナツは足音を殺し、地面を強く蹴る。そして、急に背中の音が消え、驚いて振り向いたルーシィの目の前に着地した。

「やっとこっち見たな」
「あ…」

反射的に踵を返そうとしたルーシィの腕を捕まえ、自分の元へ引き寄せる。逃れようと抵抗しても、悲しきかな男の力には敵わず、しっかりとナツの目前で顔が固定されてしまった。せめてもの抵抗と視線を泳がせるが、やはりナツの声で戻されてしまう。

「なんで逃げるんだよ」
「逃げてなんて…」
「逃げてないなら、なんで遠くにいようとするんだよ。オレが近くに来るのが嫌なのか?」
「ち…ちがうけど…」
「じゃあなんなんだよ」

曖昧な返事ばかりするルーシィに、徐々にナツが苛立ちを覚えてくるーーーかと思いきや、その表情は苛立ちというよりむしろ落ち込んでいると言った方が近い。話したいのに近付けない、顔が見たいのに逃げられる。思うようにルーシィから反応が得られないのがつまらなくて、退屈で、だからこそ避けられる理由が知りたいのだと、訴えていた。
ナツはそのまま閉口し、辛抱強く返事を待った。ルーシィの視線を捉え、さらに逃げられないように手首を握り込む。意地でも答えさせてやる、と。

「なん、なのよ…」

しばらくして、ようやく吐き出されたルーシィの声は、微かに震えていた。

「あたしじゃなくても、良いじゃない」
「ァ?」

ルーシィは唇を噛み、ナツを下から睨み付けた。溢れそうな感情に瞳は潤み、琥珀の双眸が鋭く煌めく。

「あたしが隣にいなくても、ナツは大丈夫でしょ」

言いたくない。
でも言わなければ。
怒られると分かっていても。

見てしまったから。
聴いてしまったから。
知ってしまったから。

ナツの隣は、自分の特等席なんかじゃないって。

「あんたはもっと別の人とチームを組んだって良いのよ。あたしのこと、考えなくたって良い」

悲しいよりも悔しくて、この台詞を口に出来なかった。だからこそ、自然と距離が取れるようにルーシィはナツから少しだけ離れてみたのだ。しかし、幸か不幸かその微妙な距離が違和感となり、ナツ本人に勘付かれてしまった。
そしてこの結果だ。滑稽さに思わず嘲笑が漏れてしまう。

だが、ナツの返答はルーシィの想像したそれではなかった。

「なんだそら」

ナツは怪訝に眉を寄せ、唇を尖らせた。怒る素振りもなく、ただし不服そうに、ルーシィに鋭い視線を送る。突き放される覚悟でいたルーシィは、予想外の反応に目を白黒させてナツを見上げてしまった。

「オレがいなくても大丈夫だって、独りになるなよ」



まりも
自分は相手の、相手は自分の。
その隣が居場所だって信じてるから。
いつの間にか、気持ちが同じ場所に集まってるんだ。




「あ、あんたがいなくたってあたしは平気よ! 仲間だっているもの、独りになんかならないわ」
「いあ、違くて…オレがいなくても平気になるなよっつーことで…」
「? なにそれ」
「ルーシィと一緒にいたいって言えば良いんだよ、ナツ」
「横ヤリ入れないで猫ちゃん」
「なるほどなぁ」
「あんたもちゃっかり乗っかるな! そもそもチームだってノリと勢いで決まったようなものじゃない! お互いもっと考えて、」
「ルーシィ『だから』だって、最初に言ったじゃねぇか」
「あい、心外です」
「え、あ…それ、は…」
「ルーシィといると飽きねぇんだよなぁ。次何しでかすか分からねぇ所とか」
「ナツにだけは言われたくありませんが!?」


2012.12.12.
まりもちゃんころころ
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