気侭日記

気侭にのんびりと更新中。

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2012-10-21-Sun-09:49

【 小説付き 】 293

▼食べちゃうぞ

てけてけ
すんすん
ばくぅ。

ところでバイト先でお客さんのところから戻ってきた時に言われた話。

「はぎさんってB?」
「うん、B型」
「いやそっちのBじゃなくておっぱいの方」

(´ω`)!!!??????

AとBだったら血液型の話だよねって!!!!普通思うだろばか!!!!
どうもフェイスブックも見つかったらしく本名登録ってこんなこともあるんだなーとしみじみ。
といってもフェイスブックこそ登録するだけして放置プレイしてるだけなので関係ないか…。
今放置してるのがこれをグリーですね!ちっともログインしてないお!

とりあえず。
明日が終われば数日は余裕が生まれそうなのでおパソ作業したいです。
タグぱしぱししたいです。時間忘れてこういう作業だけしてたいくらいですへっへ…
追記にぽいぽいっとなつるーちゃんの長編の続きとか。
長いの書いてると短編書かないからこのブログ寂しいよね…ッ!更新するのがむしろあれだけど
こういうのって最初を見直すとちょっと手直ししたいところって出てくるものですね(とおいめ)

【星喰み 2/FTナツルー】






*2




「…………え?」

名指しされたルーシィが目を白黒させ、ミラに告げられた言葉を脳内で反芻する。

行って欲しくない。

あたしだけ。

「どう、して…ですか…」

よくやく絞り出した声は微かに震えて、自分の動揺にそこで初めて気付かされた。ミラの言葉は、信頼していないという事実を突き付けられたようだった。それも、人間性ではなく、実力の方で。
その動揺はミラにも伝わったのだろう。苦笑を口許に称え、静かに首を横に振った。

「違うのよ、ルーシィ。決してあなたを信頼していないとか、そういうのじゃないの。ギルドに来た時よりもずっと強くなっているし、一人で依頼に行くと言われても笑って送り出せるわ」
「それなら、なんで」
「そうね……じゃあ、噂を思い出してみて」

依頼書にある近隣の町でまことしやかに囁かれる一つの噂。
そう、確か。

「『星を喰らう日が近い』……?」

ミラはこれを星食とは別の意味ではないかと言った。つまり天体の星が、月に食われるそれではないということ。

では、捕食される『星』とは何か。

何故、ミラが自分に行って欲しくないのか。

思い当たるとすれば、ただ一つ。

「あたしの、魔法…?」

星霊魔法。
天を彩る星々の繋がりを司る、星霊達の召喚魔法。
そして、ルーシィ自身が過去に行使したことのある超魔法も。

「ここで言う星食が天体現象じゃないとすれば、次に考えられるのはそれが例えであると言うこと。月は元々魔力の象徴だから、その例えは魔法の属性だって推察できるわ。そして、ルーシィの魔法は―――『星』」

食われる。
魔力という名の、生命が。

そう考えた瞬間、全身に悪寒が走った。冷ややかな汗が何処からともなく溢れ出るようで、気付けば握り締めていた拳がじわりと汗ばんでいる。
恐ろしい、と直感が告げた。
得体の知れない畏怖がルーシィの思考を蝕み、五感を麻痺させる。目の前にいるはずのミラの声も、ギルドの喧騒も耳に入らない。その姿さえも、視界がブラックアウトしてしまって捉えられない。
聞こえるのは、煩く存在を主張する心臓の鼓動。見えるのは、脳裏に瞬いたーーー

「ルーシィ!」

届いた声に、ハッと我に返る。
今まで暗闇に呑まれていた景色が鮮明に、ルーシィの瞳に映し出された。木製のカウンター。結露が出来て間もないグラス。心配そうに自分を見つめるミラ。
そして、視界の端にちらつく桜色。

「……な、つ」

ルーシィを現実に引き戻した張本人の名前を、掠れた声で呟く。声と言ってもあまりに声量は小さく、流れる息に微かに音が乗っている程度。しかしそれも、人より聴覚の優れた彼が聞き拾うには充分であった。自前の桜髪を揺らし、ルーシィの顔をつり気味の猫目が覗き込んできた。

「ルーシィ、大丈夫か?」
「う、ん。大丈夫…」

ごめんね、と付け加えると、ナツはばつが悪そうに顔を歪めた。

「いあ、別にお前が悪いんじゃねぇだろ。ていうかどうしたんだよ、顔青いぞ」
「ん……何でもない」
「何でもねぇって、」
「何でもないから」

言葉を重ねようとしたナツに、さらに言葉を重ねてやんわりと制する。ナツが押し黙ったのを尻目に、ルーシィは頼んだきり口をつけていなかったアイスティーを一口だけ含んで渇きを潤した。
体積の減っていないはずのグラスから、カランと冷たい音が響く。グラスの表面に出来た結露が表面を伝い落ちるのが、まるで自分の心境を体現しているようで更に背筋が冷ややかに張り詰める。
しかし、これ以上強張っているのではナツに突っ込んでくれと言っているのと変わらない。ルーシィは大丈夫よ、と一言自分に言い聞かせてから、ゆっくりと口を開いた。

「昨日新作の本を買ったから、思わず夜更かししちゃってね。寝不足なの。ごめんなさい、ミラさん。大切な話の最中に」
「いいえ、私は良いのよ。でもちゃんと睡眠は取らないと、今みたいにナツがパニックになっちゃうから気を付けてもらわないと」
「え? ナツがパニック…?」
「あっ、ミラ! だからそんなんじゃねぇって!」

ミラの言葉に、慌ててナツが止めに入る。その姿がイタズラをバラされた子供のようで、ルーシィは可笑しくて噴き出してしまった。

「笑うな! 違ぇって言ってるだろ!」
「あらあら、こっちの会話に聞き耳立ててたのはどこの誰かしら」
「それは……ルーシィのせいだろ」
「人のせいにしないでくれるかしら!?」
「だってそうだろ! ルーシィが仕事の話してっから、よしじゃあオレも行こうと」
「そこからしておかしいから!」
「何でだよ、チームだろ」

チームだから。
仲間だから。
ナツはいつもそう言ってルーシィと仕事を共にする。相棒のハッピーを連れて。
成り行きで成立したとはいえ、確かにナツとルーシィは同じギルドの仲間で、チームメイトだ。だからと言って四六時中一緒にいることはないし、ましてや自分にメリットのないルーシィ個人の仕事に着いていく必要はないのだ。

「じゃあ、もしナツとあたしがチームじゃなかったら盗み聞きしない訳?」

だからこそ考えてしまう。
彼の『言い訳』が通用しなくなった時、彼は、ナツは、どうするのかを。
ルーシィの質問に、ナツは「チームじゃないとかまず無いだろ」と仏頂面で反論したが、ルーシィは口を閉ざしたままナツの答えをじっと待った。やがて、ナツは困ったように髪を掻いて、斜め上に視線を向けて答えを考え始める。

「正直、ルーシィとチームなのは変わんねぇし、無かったってことは考えらんねぇよ」
「じゃあ何かの理由でチームを解消したら。そしたら一緒に、仕事行かないでしょ」
「いあ」

仏頂面のまま、唇を尖らせて、

「オレはルーシィの隣に行くぞ」

それでも、きっぱりと言い放った。
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