気侭日記

気侭にのんびりと更新中。

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2012-09-13-Thu-16:15

【 小説付き 】 272

▼ぽ、に、て!

みこさまのポニテが反則だってつまりそういうこと。
お前なにいい年してうなじとか見せちゃってなにしてんのカッコいいだろ惚れるだろやめてくれよばかばかっ!
相変わらず描けば生え際後退していくみこさまなワケですが、彼の毛根はいつになったら守られるのか。いつアデランスるのかが見ものですね(吐血)
くるくるしたロングな髪の毛が楽しい。でもみこさまでやるとくるくるし過ぎる。
いやそれもまた魅力か…( ´ ▽ ` )ちなみに赤色を塗るのはきらいというか苦手です まる

なにしてるんだろう
ひゅぱすのお原稿やろうと思って意気込んでたくせにネーム描いたネタ帳忘れて手持ち無沙汰に。
そんなわけで今回もペーパー先に描いたよ…おら本文やれや萩野…
あ、でもでも、ちゃんと形にはなると思います!あとちょっと!
最近ぎりぎりコピー本が多くなってきた気がします。もっと余裕を持ちたいね!
はよ表紙描き上げてサイトに情報うpらねばですねあばばばば…ッ

今さらですが。
たまにタイトルに▼付けてる時があるのですが、これって追記したよって意味だったりします( ´ ▽ ` )
追記ページ追加したよでもなくて、単純に書き足したよって表示。
どうでもいいけどこの▼がやけに好きです。形が…

追記になつるー小説。
【ひまわり/FTナツルー】 ひまわり











嬉しそうな君の笑顔が、今は破片のように突き刺さる。







「あっつーい…」

ギルド内のお気に入りの席に腰かけ、ルーシィは氷の入ったグラスを額に当てていた。しかし、グラスの氷はみるみる内にその形を変え、液体へと変わっていってしまう。いつもは拭ってしまう結露も、肌をつたう際の気化熱がまた冷やっこくて今日ばかりは気にしないでいる。
時は夏、真っ盛り。
お祭り好きの妖精の尻尾では、ギルドのプールを開放したり出店で食べ物を売ったりと、炎天の気候を大いに楽しんでいた。

「皆ホント元気良いわよね…」
「元気がモットーのギルドだからね」

恨みがましく外に視線を向けるルーシィに、カウンター越しにミラが相槌を打つ。現在室内にはこの二人しかおらず、他のほとんどのメンバーが夏の祭りを盛り上げていた。

「ルーシィはプールに参加しないの? きっとみんな喜ぶと思うなぁ」
「今日はパスで…。暑すぎて体力ないんです」
「夏バテかしらね~。昨日仕事に行くまではあんなに元気だったのに」

頬に手を添え、ミラが不思議そうに首を傾げた。
カラン、と氷がグラスの中で割れた。







今回の依頼には、最強チームではなくナツとのチームとして仕事に赴いていた。ハッピーもシャルルやウェンディと一緒にいると言っていたので、本当に2人きり。電車にも乗らない近場での仕事だったので早々に片付いた。
相変わらずナツの破壊癖で報酬は減らされてしまったが、その時のばかりはお咎めなし。きっとルーシィも上機嫌だったのだろう。ナツとの仕事はハプニングが付いて回るけれど、思い切り良く魔法を使えるし、高報酬で難易度が少し高めの依頼にも行ける。何よりも、ナツはルーシィを信頼している。

共に戦う仲間だと。

かけがえのないチームメイトだと。

この依頼も、「ルーシィに向いてる」という理由でナツが持ってきてくれたものだった。だからこそ楽しめたし、機嫌も良かったのだろう。

依頼を終えた帰り道。
ルーシィは道端にそれを見付けた。

「あ、ひまわり!」

大空に向かって堂々と、背筋を伸ばして佇む大輪。
陽の光の温かみを花弁に宿しているかのような鮮やかな黄色が、目一杯に輝いている。
ルーシィはその場に駆け寄り、自分より頭ひとつ分大きなひまわりを仰ぎ見た。まだ開花して間もないのか、花の表面にはルーシィの求めるそれは見当たらない。

「なんだぁ、種は出来てないんだ」
「何だよルーシィ、がめついな」

後から着いてきたナツがそう零すと、間髪を入れずにルーシィの鋭い睨みが入った。

「別に探すくらいいいじゃない。くすねようとしてる訳じゃないんだし」
「あ? だって食うんだろ」
「あんたはそうやって直ぐ食い気に走る! リスじゃあるまいし食べないわよ!」
「ひまわりの種なら人間だって食うぞ」
「あんたの食生活ほど信じられないものはないわよ…」

何せ炎が美味しいと言うのだ。滅竜魔導師とはいえ、常人では考えられない。それに加え、ナツは身体に害さえなければ、見た目がどうであろうと何でも食べてしまう。もちろんルーシィが美味しいと感じるものも美味しいと言うのだからそこまで違いはないのだろうが、それでもその食生活を信用できないのだ。
しかし、ルーシィの反論にナツは珍しく唇を尖らせた。

「サラダとかクッキーとか、入ってるヤツはあるんだぞ。ルーシィ知らねぇのか」
「え……ナツがサラダとか。ナツがサラダとか」
「二回言うな! 前に食ったことあるんだよ!」
「いやだって…似合わないなぁって。あんたほっとくと偏食も良いところだし、それに種食べるとかっ、ぶっ…小動物みたいだわ」
「うるせー!! 誰が小動物だ!!」

小さいという単語にムキになる辺り、心のどこかでは自分の体型を気にしているのだろう。些細な部分を気にするのが年頃のオトコノコで、ナツの可愛いところだ(ただし実年齢は不明)。
ひまわりの種を入れたサラダにクッキー。そんな洒落たものをナツに食べさせたのはミラさんかな。牙を剥き出しにするナツを尻目に、ルーシィは美味しそうだなぁと場違いなことを考える。

「今度食べてみようかしら…」
「やっぱり食うんじゃねーか」
「あんたが美味しいって言うから興味湧いたのよ! 悪い?」
「いあ、悪くねぇけど。流石にここにある花から種取るのは、」
「だからどうしてあんたは今すぐに行動しようとするの!? 流石に人様の家から盗ろうなんて考えないわよ。せめてギルドにある花とか、知り合いのを貰うわ」

何だよやっぱり貰うんじゃねぇか、がめついな。
ルーシィが予想したその台詞は直ぐにはナツの口から発せられず、代わりに聞こえたのは何かを思い出したような語尾の上ずった声。またよからぬことを思いついたのかとルーシィが見れば、ナツは眉を寄せて首を傾げて斜め上に視線を投げていた。
しばらくそうした後、ナツはそのままの格好で口を開いた。

「オレの家にもあるぞ、ひまわり」
「はい?」

ナツの家。
ひまわり。
あまりにも似合わない組み合わせに、思わず素っ頓狂な声を上げてしまう。

「あんたの家って山中にあるのよね? ひまわりって平原に植生してるイメージがあるわ」
「いあ、生えてるっつーか、オレやハッピーが種を蒔いたんだと思う」
「あら、種は食べるんじゃなかったのかしら」
「食うっても殻ごとじゃねぇし。ルーシィじゃねぇし」
「そんなこと分かってるわよ! ていうか最後の一言いらない!」
「いいじゃねぇか。オレ、ひまわりって好きだぞ」

言って、竜牙を見せて笑う。
その笑顔が幸せそうで、柔らかくて、ルーシィは少しの間見惚れていた。しかしすぐにハッとなり頭を振る。心なしか頬が上気し火照っているようだが、きっと気のせいだろう。

「な、なんでっ、好きなのよッ」

ナツから見えないように両頬を掌で庇いながら、半眼で睨みつける。人にものを聞く態度ではないが、強気でいないといつ内心を悟られるか分からない。
そんなルーシィを知ってか知らずか、ナツは考えるでもなくすぐに言葉を返してきた。

「ルーシィは嫌いか? ひまわり」
「別に…嫌いじゃ、ないけど」
「じゃあ、何でだよ」
「そんなの、」

あんたみたいじゃない。
嫌いなはず、ないでしょ。

「……知らないわよ」

出かけた言葉を飲み込んで、不貞腐れたように吐き捨てる。そうだ、知ったことではないのだ。なのに、ナツは満足げに「そうだろ」と相槌を打つのだからルーシィの癇に障る。

「そういえば、あんたの家のひまわり、種で買ったの? 貰ったの?」

ただの思いつき。
たったひとつの疑問、それを口にしただけ。

ナツは眉を寄せて少し考えてから、徐に口を開いた。

「えっと…リサーナがくれたんだ」

その一言に、急に現実に引き戻された。頭から冷や水を被ったようだった。

ああ、そう。やっぱり。

予想はしていた。
食い気一番のナツが自ら率先して花の種など撒くはずがない。ハッピーもハッピーで、やはりナツの子というのもあって色気より食い気。最近はハッピーがシャルルに首ったけだが、それまでは浮いた話とは無縁だったのだ。そもそも、花を育てようという発想がナツやハッピーには無縁だし、彼らの周りにいる誰も二人に花の種など渡さない。

ただ一人―――リサーナを除いて。

ルーシィ自身もリサーナと過ごしてまだ時間は経っていない。けれど、彼女の持つ人当たりの良さや素敵な部分を沢山感じてきた。
根っからの女の子で、とても良い子。
それが今のルーシィが感じる彼女自身であり、魅力的なところだった。そして、もう一つ分かったこと。それが、少なからずナツに対する好意があるということ、だった。興味本位に昔馴染みに聞けば、ナツとリサーナは周囲から見てそれなりの関係に見えたと言われた。
ナツの気持ちは分からない。
でも、リサーナの気持ちがルーシィには分かってしまった。知ってしまった。あまつさえ、それに対してどこか居心地の悪ささえ覚えている。

決して自分が彼を好きというわけではないはずなのに。

出会った時から一緒にいるから。

傍にいてくれたから。

助けてくれたから。

言い訳ばかりが心に積み重なっていく。まるで鉛のように重たいそれは、言い訳を重ねるたびにルーシィに心苦しさを覚えさせた。窮屈で、苦しくて、逃げたくて。そんな中でも潰れなかったのは、彼が自分の傍から離れなかったからだった。他の誰でもない、ルーシィの傍で笑ってくれたから。

なのに、

ナツは、







目を開けると、上から何かがずり落ちてきた。寝ぼけ眼を擦りながら手に取るとそれは湿ったタオル。まだ置かれて間もないのか、冷たくて気持ちが良い。

―――いつの間に寝ていたのだろう。

ぼんやりとした思考のままタオルを再度頭に乗せ、辺りを見回そうと視線を滑らせると、

「おはよ、ルーシィ」
「―――ッ!?」

すぐ真隣にナツが腰掛けていた。サァ、と血の気が引いていく。

いけない。
動揺してるのがナツに気付かれてしまう。
なにか、言い訳を。

「なんつー顔してんだよ」

にぃっと笑い、持ち上げた自分の右手をルーシィの頭に優しく乗せる。途端に鼓動が早鐘を打ち、心臓の音が耳元で鳴っている錯覚に見舞われた。同時に、身体の中心を刃物で刺されたかのような、痛烈な痛みに襲われて視界が歪む。

ひまわりのように咲くナツの笑顔が、今のルーシィには苦痛の外なかった。

「や…」
「体調悪いんだろ。ミラが起きたら家に帰って休むように伝えてくれって言ってたぞ」

そう言って、落ちそうになったタオルをもう一度ルーシィの頭に乗せた。
話したくないと拒絶したいのに、ナツはルーシィが言うより早く次の言葉を重ねてくる。

「なあ、もしかしてあの時から体調悪かったのか? 昨日先に帰ったのって、」
「ナツには関係ないわよ!」

堪えられず、ルーシィは思わずスツールから降りて声を張り上げた。突然のことに目を白黒させていたナツだったが、すぐに不機嫌に眉を顰めて唇を尖らせる。

「関係ねぇってことはないだろ」
「……体調不良はあたしの不注意よ。だからあんたには関係ない」
「けど、気付けなかったのはオレだ」
「あたしだって気付かなかったもの。あんたが分かるはずないでしょ」
「なんでだよ」
「当たり前でしょ。あたし達はただのチームメイトなんだから」
「じゃあ、何だったら分かって良いんだよ。ルーシィのこと、気付いて良いってんだよ。本人以上に色んなコトに気付いて良いんだよ」

ナツの台詞に、ルーシィの胸がきゅうと締め付けられる。どうせ首を傾げられるだけだと思って吐き捨てた自虐的な言葉。にもかかわらず、ナツは何かを噛み殺すかのような表情で、ルーシィと同じように言葉を吐き捨てた。その表情にいつかの自分がダブる。

「(…ううん、そんなはずないの)」

あたしのこれはまやかしの一種。
一緒にいることの弊害とも言うべき思い込み。
だからこそ違うと断言できる。
ナツと自分は違うのだと。

「ごめん。やっぱり気分悪いから家に買えるわね」

でもそれを口にする勇気はなくて、都合の良い口実を使って会話をシャットダウンした。
一瞬心に芽生えた淡い光も、強制的に視界から消えしまうように。

じゃあねと一言だけ言い、踵を返して急いでギルドの扉に向かう。これ以上ナツと話していればどんな罵詈雑言を吐くか分からない。
しかし直ぐに引き下がるような相手ではない。案の定、「オレも行く」とナツが立ち上がろうとしたのを、ルーシィは「一人が良いの」と振り返らずに制した。

ルーシィがようやくギルドの扉、その出口に辿り着いた時。

「ルーシィ!」

ナツのよく通る声が、誰もいないギルドに大きく響いた。

「後でルーシィにひまわり持ってってやんよ! 種はついてねーけどな!」

「なん、で…」

絞り出すような言葉。
憎たらしいことに、滅竜魔導師はそれさえも拾ってしまう。

「ルーシィ、ひまわりみてぇだからな。とびきり元気なやつ見て、元気になってくれよ」
「ひ…ひまわりは、あんたでしょ…」

いつの間にか振り向いてしまったルーシィと、ナツの視線がぱちりと交差する。無邪気な、満足げな、ナツの笑顔が、ルーシィの胸いっぱいにぬくもりを溶かしていく。

「オレがひまわりなら、それでもいいや」

忘れていた。

彼に刃なんて関係ないと。

「じゃあルーシィは太陽だな」

全ては柔らかく、溶けてしまうのだから。



ひまわり
君のことばかり見ているよ。
あたたかい太陽のような君を。







「あ、ナツ。今年もひまわりが咲いてるよ」
「んあ? ひまわりなんて家にあったっけか?」
「うわぁ酷いね。毎年健気に咲いてるこの子達に変わってオイラが泣いちゃうよ」
「だって家の裏にあるんだもんよぉ…」
「そこに蒔こうって言ったのナツじゃん。リサーナに種貰って日向探してたらここしかなくて」
「凄いぞハッピー。ちっとしか覚えてねぇ」
「あい…多分その前にグレイと喧嘩して負けたから思い出したくないんだと思うよ…」
「そーだっけか。覚えてねーや」
「やっぱり。都合の良いとこだけ忘れるよね、ナツって」
「それにしてもでけーなぁ。俺より身長あるぞ」
「オイラの顔よりお花がおっきいよ」
「なんかなぁ……これ見てるとルーシィ思い出すな」
「髪が黄色だからじゃない? あとひまわりって元気の象徴だから、確かにルーシィっぼいといえばそうだよね」
「んー、なんか依頼行きたくなってきたな…」
「そんなにルーシィと一緒にいたいの? ルーシィシックなの?」
「るーしぃしっく? なんだそりゃ」
「あい…まだ無自覚ですか…しょうがないなぁ、今日はオイラ、シャルルのところに行くからナツはルーシィ誘って近場の依頼でも行ってきなよ」
「よくわかんねーけど二人で依頼行けってことか? あ、そーいや昨日良さそうな依頼見かけたな…」
「それ行ってきなよ。早く行きなよ」
「? な、なんかハッピー投げやりになってねぇか?」
「無自覚に惚気るニブチンのケツを叩くのがオイラの使命なのです」
「尚更意味わかんねーよ!」



2012.09.06.
どっちもひまわりちゃんで良いじゃない。
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