気侭日記

気侭にのんびりと更新中。

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2012-08-23-Thu-08:06

【 小説付き 】 259▼

▼夏の風物詩

すいかって食べるとお腹冷えるけど大丈夫か。

▼8月が終わるとか信じない。
タイトーのFTくじがもうじき発売ってことは月末が近いってことですよね。とぅらい。
一番近いゲーセン(※欲しいものが入る)に行きたくて今週末にまた映画行こうねって妹と話してたりします。
くじとゲーセンとでどれだけ吹っ飛ぶでしょうかね野口さん。今からこあい。
アッ もしかすると野口さんじゃ済まなくて樋口さんと諭吉さん…か…?どちらにせよガタガタ
くじの方は友人引っ張って書店に行こうと模索中。
その帰りにココイチのカレーお持ち帰りしようかなと思いつつようはFT充です色んな意味で。
本当はシーパラに行きたいです。ハッピーのお仕事見に行きたい…。
知り合いの子でシーパラ言ったら青い猫いっぱいいたよってお話してくれて待てよむしろそこ私が行きたいよって凄く、すごく思いました…
でも今月中なんですよね。いけるかなぁ…ひいん(;;)

そろそろ。
落書きが溜まってきたというか落書きノート二代目が終わったのでそこまでをまとめてうpろうかなぁと思いつつ。
枚数的に前のFT落書きまとめと同じくらいじゃないかなーどうだろうなー
自分の中で水彩ブームがうずうず沸いてきてるんですけど肝心のスケブがどっかいった。ナンテコッタイ
落書きでも…落書きでも水彩やりたい…ッギリィッ
自分で描いたの見返してみるとデジタルの…単体絵の多さよ…
アナログだと絡みばっかり描いてるのにどういうことだろう。運、たぶん、めんどう、くさかった、ん、だ。
どうしてもデジタルで線画が描けない系モアイ萩野。
画面に二人とか!がんばってはみてるけど!無茶ですビエエエエエ

追記にナツルー小説とか。
夏コミで出した本がはちみつちゃんネタの一つなのですが、こっちはその小説ver.です。
ルーシィぷめぇ…なつるーちゃんぷめぇ…

【はちみつちゃん/FTナツルー】









ねぇ、愛しい人。
こっちを向いて下さいな。





「ルーシィー! いるかー!」
「いるかー!」
「あんたら分かって入って来てるんでしょーッ!? こんの不法侵入っ!」
「ぐもぉっ!」

ナツとハッピーが恒例の窓からの侵入を図ると、そこにはお風呂上りのルーシィがいて。これまた恒例の鉄拳制裁を食らって床に沈められる。そんなナツに「大丈夫ー?」なんて呑気に尋ねる青い猫は、一人制裁を免れて悠々と飛んでいた。
ゆっくり身体を起こし、じりじり痛む顎を抑えて、ナツがジロリと恨めしげに相棒を睨んだ。

「……面白くねぇ」
「ルーシィだって労力は割きたくないでしょ。オイラよりナツの方が的として当てやすいのです、あい」
「そもそも不法侵入さえなければこんな労力いらないんだけど?」
「何言ってんだよ、必要経費だろ」
「あたしの労力は生活費か何かなワケ!?」
「いあ、そうじゃねぇけど」

オレ達の生活の一部にルーシィのツッコミがあるんだよ、とナツが真剣に答えれば、ルーシィは更に訝しげな表情になった。

「ルーシィ?」

こてん、と首を傾げてみても、ルーシィの表情は変わらない。
困ったような、けれどどこか淋しそうな、色々なーー負の感情を垣間見るような顔。明るくて、気丈に振舞う彼女が時折見せる諦めにも似たそれは、ナツの意識を鷲掴みにする。背筋がピン、と張った。
ルーシィの口許が微かに動いた。この後の言葉が容易に想像できてしまって、口の中でバカ、と呟く。

「ツッコミがあるから、あたしなの?」

自分自身の価値が固定されてしまう、苦しさと窮屈さは、ルーシィが良く知っている。
苦しそうに琥珀色の瞳が細められる。でも、

ナツは知っている。

彼女のこの表情は、窮屈さ以前の問題でーー拗ねているのだと。

自分を信頼しているからこそ、彼女はその感情を出してくれている。それは誰も知らない、きっと本人すら知らない隠れた感情で。優越感にも似た笑みが零れてしまうのを抑えつつ、低い声で「ンなわけねーだろ」と否定すれば、不機嫌になったのかとルーシィは困ったように息を吐いた。

「あんたってホント、地雷が何処にあるか分からないわね」
「いあ、地雷ってんじゃねぇし。まあ、うん、ちょっとな」
「何その誤魔化し方! ナツのくせに気取ってるわ!」
「き、気取ってるってどーいう意味だよ!」

オレだって誤魔化すことくらいあるんだぞ。
そう言えばルーシィは「似合わなーい」と腹を抱えんばかりに笑い転げる。ルーシィの表情には先程までの陰はなく、ナツは胸を撫で下ろしたが、こうして涙が出るほど笑われるというのは気に食わない。竜牙を剥き出しにして、ルーシィに食ってかかろうとして、

「わ、笑ッ、げほっ」

むせた。
その姿に、すかさずハッピーが口角を吊り上げる。

「ナツかっこ悪いね」
「うっせ。喉がイガイガするんだよ」
「え。ナツ、風邪?」

目尻を甲で擦りながら、ルーシィが尋ねる。ナツは「んー、違ぇと思う」と自分の喉を確かめるように触れた。どうやら喉の調子が悪いのは本当のようで、違和感を取り除こうと何度か咳払いをした。

「ナツ、馬鹿だから風邪なんて引かないと思ってたのに……」
「だから風邪じゃねぇっつの。ていうか馬鹿だからって何だよ! 風邪だって引かねぇよ!」
「あい、ナツは馬鹿なので風邪を引いても気付かないのです」
「本格的なお馬鹿さんね」
「だーかーらー! ばかばか連呼すんな! バカ言う奴がバカっ、げほっ」
「ナツが一番馬鹿って言ってるよね、あい」
「バカっ、げほっ、言うな!」

空中を飛び回るハッピーに掴みかかろうとして、むせながらも反論するナツの姿は、さしずめ猫に弄ばれている子供のようで。
ルーシィはクスリと微笑むと、こっそりその足をキッチンへ向けた。





「ナツ」

ふわりと甘い匂いがしたのと、ルーシィが顔を出したのはほとんど同時。
ハッピーを追いかけ回していたナツが、声にピタリと止まり、方向転換してルーシィの元に駆け寄った。
強くなる柔らかな甘味が鼻腔を擽る。

「それなんだ?」
「蜂蜜湯」

ルーシィは、手に持った青色のマグカップをナツに差し出して答えた。ーーそれはいつの間にかナツ専用になったお馴染みのマグカップ。
受け取り、すん、と鼻を鳴らすと、透明なお湯にもかかわらず白い湯気の甘ったるい香りが広がった。ルーシィは蜂蜜のお湯と言っていた。なるほど、この嗅ぎ慣れた匂いは蜂蜜だったらしい。

「喉には蜂蜜が良いのよ」

促されて一飲み。
確かに喉への刺激はなく、飲みやすい。
チラリと視線を動かすと、飲んだ感想を嬉々として待つルーシィと目が合った。

「……甘ぇな」

飲みやすい、と付け加えると、ルーシィはそうでしょうと得意げに笑った。口に広がった甘い匂いが一層強くなる。
残りを一気に飲み干して、マグカップをルーシィに返すと、「お代わり、いる?」なんて、普段言わないような言葉を口にするから、ナツは思わず噴き出してしまった。

「な、なによ! 人の親切に笑うなんてサイテーね!」
「だってよぉ、いつもさっさと出てけって言うじゃねぇか。こーして親切されるんだったら、たまには風邪を引くのも良いかもな」
「あい、合法的にルーシィの家にいれます!」
「病人だから家に入っていい訳ないでしょ! むしろ病気移るから来るな!」
「そしたらルーシィに会えないだろ」

ナツが言うと、ルーシィは目を丸くして、次第に頬を上気させていく。真っ赤に染まったそれは、熟したリンゴのようでーー甘い匂いがした。
食いてぇ、と本能に身体が動き出す直前、

「その時はあんたらの家に行くわよ!」

ルーシィが叫んだ。
途端、ナツが破顔した。

「ホントか!? ルーシィ、オレ達の家に来るのか!?」
「やったねナツ! ルーシィが付きっ切りで傍にいてくれるってさ!」
「え、ちょ……何か別の意味に取ってない……?」
「あ? ルーシィがオレ達ん家に来るって話だろ」
「これからずっと」
「ちょっと猫ちゃあん? 話捻じ曲げないでくれるかしら~? あたしは病気になったらって言ったの。何がずっとよ、なにが」

あたしの看病はお高いのよ、とルーシィが言えば、守銭奴だとナツとハッピーが騒ぐ。終いにはルーシィがムキになって「お代わりなんてあげないからね!」と、返事も待たずにマグカップを手にキッチンへ踵を返してしまった。
その背中に、低い声が呼びかける。

「ルーシィ」

ピクリと肩は反応したが、振り向く気はないらしく、顔はそのままぶっきらぼうな返事だけ返ってきた。
素っ気ねぇな、とそれに答えるが、言うナツの顔はニヤけていた。口に広がる甘い味を逃がさないように、片手でマフラーを押し上げ口許を隠す。
視線は、こちらを向かないルーシィの、髪の間から覗く小さな肌色。

「また作ってくれよな」

二カッと笑って。
その小さな肌色の変化を楽しんで。

「……今度ね」
「おう、今度な」

ルーシィは短く返すと、足早に部屋を後にしてしまった。
蜂蜜色の髪が揺れる度、また部屋に嗅ぎ慣れた甘い匂いが広がって。
やっぱ甘ぇ、と火照る頬をマフラーに埋めた。



はちみつちゃん
愛おしい人をそう呼ぶんだって。
君は知っているのかな。




ナッツん風邪っぴき。
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