気侭日記

気侭にのんびりと更新中。

2012-07-31-Tue-18:13

【 小説付き 】 251

▼わらって

マガジンの展開に心が苦しくなって描いた落書き。
喜怒哀楽、どんな顔でも大好きだけどルーシィには笑って欲しいなって。

今日はよみうりランドまで行ってきました!FTとのコラボが!あるから!!!
妹と一緒に行ったのですが、滞在時間にして40分間。
本当に巨大迷路だけを挑戦に行った感じでした。いやそうなんだけども。
やっぱり夏ってこともあって遊園地の方は人が空いてますね~
萩野はプールに行ってもすぐ飽きちゃうので多分ウォータースライダーくらいしか最終的にやらなくなるんじゃないかな…ウォータースラーダーの無限の楽しさよ…
マザー牧場の迷路みたいの想像してたら案外コンパクトでちょっぴりビックリしましたw
中はあんまり道幅広くなかったからなかなかクリア大変だったけども…ッ
テンションが上がりすぎて奇声上げてるところに、お兄さんがおつりを返しに来てくれたのはイイオモイデですorz
パネル展示とか音声キャラ紹介とか、なかなか楽しかったです!
スタンプがうまく押せなかったっていう名目で二周しちゃいましたえへへ///
ホントみんな可愛くて…劇場版の立ち絵パネルが本当にルーシィ可愛いルーシィ可愛い!
ナツは一度書店でパネルを見たことがあったのですが、他の子は初めて見たので…もう…!
ところでグレイの立ち絵が半脱ぎしてるところでしかもイケメソでシャッター押し捲りましたよねっていう。
劇場版の作画柔らかいし可愛いしすごく萩野好みです。
たーのーしーみーでーすーのー!

追記にナツルー小説をば。
萩野はタイトルから物語を考える派です。漫画も小説も。

【ずんぐりむっくり/FTナツルー】


















むくむく、むくむく。
大きくなっていく、これはなあに?





くあ、とぱっくり口を開けて大あくび。
すると、それを隣で見ていたのか蜂蜜色の髪を携えた少女が視界に顔を覗かせた。

「ナツの歯って尖ってるわよね」
「んー? そーか?」
「うん、犬歯が特に」

言い、まじまじとナツの口許を眺めている。尖った歯を犬歯とも言うのかと知識を得たが、少し気に食わない部分が一つ。

「ルーシィ。犬じゃねぇぞ、竜だ。あと、歯っつーか牙だ!」
「え、そこツッコむの!?」
「犬と一緒にすんな! 竜の牙は鋭いんだからな!」
「それでもあんたは人間だからね!?」

ルーシィのツッコミにもイマイチ納得ができず、むぅと唸る。決して犬が嫌いな訳ではないが、自分が犬だと言われているようでなんだか面白くない。だったら竜の方が強いし、何より自分に合っているはずである。
そうルーシィに言えば、「だったらそれこそ犬歯でいいわよ」と一蹴されてしまい、尚更気に食わない。

「ルーシィの歯だったら犬歯って言うんだろ! オレのは違ぇ!」
「ちょ、何ムキになってんのよ! 犬歯に差ってないと思うんだけど!?」
「あるもんはあるんだ! ほれ、」

ナツは身を乗り出してイーッと合わせた歯をルーシィに見せ付けてやった。瞬間、ルーシィの顔に熱が集中したのが分かる。
面白れぇ。
けれどそれも一瞬で、すぐに視線ーー意識はナツの鋭歯に逸れた。

「わ、ホントに尖ってるのね」

言うルーシィは、おっかなびっくりという風に右手を上げたり下げたり。
触りたいなら触れば良いのに。
時折見せるルーシィのもどかしい行動はナツには理解できなかった。本能で動くナツに対して、ルーシィは理性で本能を制御している。自制心と言うものであり、それが強いのはルーシィらしいといえばルーシィらしいのだが。彼女のそれは、手が届くはずのこの距離の間に見えない壁があるように感じさせる。
無論、破壊癖のあるナツにはそんなもの意味はないのだが。

ただ、

何かが気に食わないとするならば。

「ルーシィ」
「ほへ?」

ナツに呼ばれ、自分の歯を弄っていたルーシィが顔を上げる。半分開いた口からは、白く尖ったそれが覗く。
ニヤリ、とナツの口角が吊り上がった。その変化に機敏に気付いたのか、ルーシィが勢いよくナツとの距離を取った。

「ナツ! 今何か悪巧みしたでしょ!」
「あ? してねぇよ」

心外だ、と言ってもルーシィは警戒態勢に入ってしまって聞く耳を持たない。最近になって、ルーシィは反応が遅れるようになっていたーー否、反応しないよう我慢しているように見えた。その理由を、ハッピーには「ナツが思わせぶりだからだよ」と言われたが、正直何の話か今でも分からず仕舞いである。
しかし、ナツには理由なんてどうでも良かった。
ルーシィのそれは、まるで心にシャッターを降ろされたような隔たりをナツに与える。
拒絶に、近い。

ルーシィが自分を拒絶している。

それは恐らく錯覚。
しかし、窮屈な感覚に見舞われる度、ナツの中で何かが膨らんでいった。

嫌われることへの恐怖ではない。
ルーシィが自分を嫌いになるはずがないから。

思ったように反応が得られない寂しさでもない。
むしろ逆で、今の方がイタズラのし甲斐がある。

その答えは出ない。
ナツも決して答えを求めているわけではないので、深く考えたことはなかった。
けれど、その中から見出したものはある。

ナツの中で何かが膨らむのは、ルーシィと距離ができた時だけ。

そして、ルーシィが作った見えない壁を崩してやりたいと思うこと。

膨らむ得体の知れないものの正体は分からない。だが、それの答えは『ルーシィ』が持っているのだ。ならば、聞けば良い。
その口に、頭に、身体に。
根拠のない自信がナツの口に笑みを飾り着ける。目の前のルーシィが一段と険しく眉を寄せ、身を強張らせた。やはり、警戒している。

「な、ナツ、変なこと考えてないでしょうね!」
「変なことだぁ? 考えてねーよ、ルーシィじゃあるまいし」
「あんたってホント一言よけーーッ!?」

ルーシィの唇に言葉が途切れた。
丸い瞳をさらに丸くして、両頬を次第に桃色に染まらせていく。
潤んだ琥珀色の瞳、その視線はただ一点ーー己の右手、人差し指。

彼女のすらりと長い指先に、火竜の竜牙が食いついていた。

痛くない程度の甘噛み。
それでも鋭いそれの痛みにルーシィの眉が跳ねると、今度は噛んだ部分を、ぺろりとひと舐め。

そこでルーシィに限界がきた。

「ぎゃあああああぁぁぁああああ!!!!!」





ずんぐりむっくり
どんなに小柄な竜の子でも。
その気持ちは止まることなく膨らんでいく。











「ああああああんたこれど、どどどど…」
「お前……どもり過ぎだぞ」
「うるさい! ムキになって人の指食べないでよ!」
「いあ、だってルーシィが犬歯っていうから」
「変なところ実践で教えてくれないかしら!? 一万歩譲って噛んだのは置いといてあげるけどなんで舐めたの!」
「理由なんて決まってんだろ」
「え? あ、何か理由はあったのね。てっきり考えなしかと…」
「消毒だろ」
「だったら噛むな!」


2012.05.29.
逃げれば追いたくなる、守りは崩したくなる。
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