気侭日記

気侭にのんびりと更新中。

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2012-07-14-Sat-09:07

【 小説付き 】 245

▼お口がマグマだまりなようなのだわ

CoCo壱のカレーを初めて食べたのですが、初っ端から何も考えずに4辛頼んだらまさかの中辛の6倍の辛さとかで爆笑しました萩野です。
お昼ご飯に食べたのに、夜まで胃の中が荒れてました…
その時は食べれても後遺症(ちがう)って残るんですね(:-3)rzつらぁ
これでも辛いのはそこそこ食べれる方なのです。次CoCo壱行く時も4辛かなぁ…
多分それ以上は口から火が出るしそれ以下だと物足りない。
お腹がおかしくならない程度の辛さで、そのうち、いこう、な!
CoCo壱と言えばFTともコラボありますしね!
近所でコラボやるかしら…!やってくれると良いなぁ!

ポケモンBW2が。
まだクリアできてません。キュレムたんに会えてません。あうう
未だにパーティーメンバーが四体であとは飛行要因と頑丈要因。
あんまり欲しい子がいないなぁって言うのがネックです。
今までで使ったことの無い子で基本的に限定しているので、なんだろう…負けた気がする…
妹にはお前そのままだと勝てないぞって言われたので誰かしら入れた方が良いとは!思いますが!
それともレベル上げて挑むか。それもそれで先に進めたい衝動がな…一回ボコられてくるか。
そろそろデスカーン嬢のデザイン考えたい。

追記にナツルー小説とか。
【まわれ右/FTナツルー】











右向いて。左向いて。
くりんと回って真後ろ向いた。



「はぁ……」

空は青く澄み渡っているというのに、どうしてこんなに鬱憤な気持ちにならなければならないのだろう。
ルーシィは何度目か分からない溜め息をつき、前を歩く桜髪を目で追った。
クエストが終わったその帰り道。
今回もまた、例によってナツの破壊癖で依頼者の住宅を損傷し、例の如く報酬額を減らされていた。それでも少なからず報酬を貰えたので、まだ良い方なのかもしれない。

「はぁ……」

良い方、なだけであり、普通は全学貰えるのだから、その考え自体が毒されているのだが。

「ねぇ、ルーシィ。今ので三十回目の溜め息だよ」

ナツの傍を翼で飛んでいた青い猫が、振り返らずに言葉を掛けて来る。何か言うなら目を見なさいよ、何で数えてるのよ、と文句ばかりが湧き出てきたが、何故か言う気にならなくて、結局半目で睨むだけにした。
その代わり、別の言葉を返してやる。

「誰のせいで家賃ヤバイと思ってるのよ」
「あい、ルーシィのせいです」
「悪びれることなく即答するな! 毎回ちゃんと全額貰えてれば、家賃だなんだって心配しなくても良いのよ!」
「衝動買いを我慢出来ないルーシィに言われたくないのです」
「だーかーらー! 全額貰えれば欲しい本も買えるし、家賃にだって心労がなくなるの! 貯金もできるし一石二鳥どころじゃないくらい得があるわ!」
「わー、ルーシィってお金のことになるとがめついよね、守銭奴だよね」

お金があっても何だかんだで使っちゃうよ、変わりっこないよ、とようやく後ろを向いたハッピーは眉を八の字にして反論した。
その表情にムッときて、ルーシィが頬を膨らませる。

「とにかく、次こそ家賃がヤバくならないようにしてよね。払えなくなりそうだったら、報酬も折半じゃなくて全額貰うから」
「そーゆー後ろ向きな考えだから良いことないんだよ、男運とか」
「今それ関係あるのかしら!? ていうか、そりゃ後ろ向きにもなるわよ! こんだけ毎回性懲りもなく報酬貰えないんじゃ!」
「報酬報酬って、やっぱりルーシィはがめついね」
「おだまり猫ちゃん」

ハッピーのぴょこんと立った髭を摘まんで、左右に思い切り伸ばしてやる。それでも「動物虐待なのです、あい!」なんて元気に抗議してきたので、今度は頬っぺたごとお餅のように伸ばすと、

「ずりぃぞ」

予想だにしなかった方向から、低い声で文句を投げられた。
それは紛れもなく、今まで会話に入りもせずに前を歩いていたナツその人で。
何がずるいのよ、元はと言えばあんたのせいでしょ、とルーシィが不機嫌に吐き出す。

「全額ちゃんと貰えるなら折半って言ってるじゃない」
「いあ、そっちじゃねぇ」
「は?」

からかっているのかと怪訝に聞き返すが、ナツは至極真剣な顔で真正面からルーシィを見据えていた。
その鋭い眼光に、言葉が喉で閊えて声にならない。
何をたじろいでいるのか。別に自分がナツの機嫌を損ねた訳ではないではないか。むしろ不機嫌になりたいのはこっちの方だ。
それを言葉にしても、どうせ「うるせぇ」と一蹴された上にまたご機嫌ナナメになるのだから理不尽にも程がある。

ルーシィは額に片手を当て、一つ小さな息をついた。

「ここで立ち止まってても通行妨害だし、早くギルドに戻るわよ」
「あい、それでミラあたりに愚痴聞いてもらうんでしょ」
「ねちっこい奴だな。壊しちまったもんは仕方ねーだろ」
「はいそこ開き直らない! そろそろ学習しなさいよ! ていうかして!」

ルーシィが歯切れのいいツッコミを入れれば、ナツはまたいつも通り白い歯を見せて無邪気に笑った。ハッピーも元気良くナツの元に飛んでいく。

「ルーシィ、置いてくぞ!」
「はいはい」

ナツの切り替えの早さには正直舌を巻く。ルーシィは苦笑した。

不貞腐れてたと思えば無邪気に笑い、かと思えば突然近くにいたギルド仲間に喧嘩を吹っかける。そして、決着が着けばまた何事もなかったかのように馬鹿みたいに笑うのだ。
要は感情がそのまま表情や行動に出る脳口一帯型。
前はその人懐っこさに翻弄されたこともあった。ミラに唆され、勘違いから無駄にナツを意識してしまって。でもやっぱりナツは色恋沙汰なんて遥か遠い縁で。
意識し過ぎた自分が恥ずかしかったし、気はないにしてもあまりにいつも通りの彼に少なからず落胆もした。

けれど。

そんなナツに、心のどこかで安心している自分がいた。

仲間という関係を崩すのが考えられなかったから。ーー否、崩したくなかった。
自由で、気侭で、何の柵にも囚われない彼のままでいて欲しくて。

その中で笑う彼の笑顔が、好きだから。

「……はぁー」

そこまで考えて、出てくるのは長い溜め息。

好き。

ナツに振り回された理由がこれだった。
ミラに、ナツが自分に好意があると吹き込まれ、間に受けて動揺すれば案の定肩透かしを食らって。
よく考えると、身体だけ大きくなって精神が子供なナツが、誰かを「好き」になるはずがなかったのだ。
もちろん、恋愛感情として。

それはルーシィ自身にも言えることで、自分の「好き」は恋愛感情などではない。

あくまで同じチームとして。

一人の仲間として。

男女の隔たりなく接してくれる、ナツの態度は嬉しい。「令嬢」として扱われてきたルーシィにとって、ルーシィ個人を認めてもらえていると感じるから。
ただ、ナツはあまりにもルーシィのパーソナルスペースに入り込みすぎていた。それはいつしか本当に男女を意識させないくらいにまで距離を詰め、ルーシィを焦らせた。
急にナツとの本来の距離が分からなくなって、彼に向かう「好き」のベクトルが何なのかが曖昧になっていって。

ふと、視線を前を歩くナツに向けた。
ぱちり、と目線が交差する。

「…………え?」

不自然な状況に、一瞬ルーシィの思考が停止した。
ナツはルーシィの前を歩いていて、歩く方向は同じなのだから顔は向かう先を見ているはずで。少なくとも、ルーシィからは顔は見えない、はずだった。

そのナツは、身体ごとこちらを向いていた。

「やぁっとこっち見たな」

二カッと歯を見せて、ナツが笑う。

ルーシィが好きだと自覚する、無邪気な笑顔で。

「下ばっか見てるとコケんぞ」
「あん、た……いつからこっち向いてたのよ」
「んー、ずっと?」
「ず、ずっと、って……」

ルーシィは百面相だな、とナツが再び笑えば、それが答え。
つまり。

「あんたもしかして、後ろ向いて歩いてたの……?」
「おう」
「あい」
「ハッピーは気付いてたのに何も言わなかったわけ!?」
「だってオイラ、ルーシィじゃないし」
「どういう意味!? ていうか、そんなことしてたら、あんたこそコケるでしょ! ちゃんと前向いて…」
「そーなんだよなぁ」

言い、ナツがルーシィの手首を掴む。
先程まで距離があったはずなのに、言い合っている内にお互いが近付いていたらしい。今やナツはルーシィの目の前、半歩先まで詰め寄っていた。その近さに驚き、
ルーシィは手を引こうとしたが、悲しきかな男の力には勝てずビクともしない。
ルーシィの身体中に、熱が電撃のように駆け巡っていく。無意識に頬が上気し、火照っていった。

そんなルーシィの変化にも、ナツは構わず続けた。

「後ろ向きで歩くのって大変なんだよな」
「そ、そりゃそうよ。人の目は前にしか付いてないんだから、反対側が見えるわけないでしょ」
「あとすっげーゆっくり歩いた気分だ! ちっとも距離が進まねぇ! だから辞めた方が良いぞ」
「辞める以前に後ろ向きで歩かないわよ! 危ないじゃない!」
「あ? 何言ってんだよ」

そして、何を今更と言わんばかりに眉を顰めた。

「先に後ろ向きで歩いてたのは、ルーシィだろ」
「はぁ?」

いよいよもってナツが何を言いたいのかが分からず、素っ頓狂な声を上げてしまう。対するナツはと言えば、心外だと口外してると見て分かるくらいに顔を歪めていた。

「あたしがいつ後ろ向きで歩いたって?」
「あー、いつも?」
「どうして疑問形なのよ! ていうか、あんたには人の顔がどっちを向いてるかの区別もつかないの!? 前を見ないで進むことなんて出来るワケないでしょ!?」
「だって、自分で言ったんじゃねぇか」

何の話、と聞き返そうとして、不意に先程のハッピーとの会話が脳裏を掠める。

『そーゆー後ろ向きな考えだから良いことないんだよ』
『そりゃ後ろ向きにもなるわよ! こんだけ毎回性懲りもなく報酬貰えないんじゃ!』

「…………あ、」

確かに、言った。

「で、でもっ、あれは後ろ向きに歩いてるって意味じゃないわよ! 思わず悪いことを考えちゃうって意味で…」
「一緒だろ」

逃げようとするルーシィの瞳を、ナツの褐色の瞳が鋭く捉えた。
ルーシィの肩が小さく跳ねる。

「ルーシィだって、後ろ向きに歩いてるのは危険だって言ったろ。オレだってそう思うし、進んで背面行進する物好きなんていねぇ。実際に歩いてみりゃ嫌でもそんなこと分かる」
「そ、れとは話が違うって、」
「一緒だっつの」

ルーシィの言葉を遮って、ナツが大きく息を吐く。

「同じなんだよ。どっちも前、見てねぇんだよ。先に何があるかなんて目で見ねぇと分からないだろ。ルーシィお前、目の前にある花踏み潰したり、水溜りに入ろうと思うか?」
「思う訳ないでしょ!?」

ルーシィが反発すると、ナツは待ってましたと言わんばかりにニヤリと広角を吊り上げた。
相手を逃がさない、挑発的な笑み。
再びルーシィの全身が硬直する。

「だろ。後ろ向いてたら、道のデコボコも池も見えねぇけど、ちゃんと前向いてたら避けられるじゃねぇか。花だって、踏まないように出来る。だからよぉ、まわれ右して前向けよ。ルーシィは無鉄砲に走って、笑ってた方が、オレは好きだ」
「な、に、それ……超勝手……」

好き、という単語に思わず胸が高鳴った。頭では違うと分かっているのに、心はどうしても期待してしまう。

自分の思うそれであって欲しいと願ってしまう。

でもそれは自分のエゴイズムで。

ほら、ナツはそんな気ないって言うみたいにまた無邪気に笑って。

言うことを言って満足したのか、くるりと身体を反転させて歩き始めた。

「……ッ!」

時を同じくして、ルーシィの身体も強く引っ張られ、まだ腕を掴まれていたことを思い出した。
こんなところをギルドの仲間に見られたら、またからかわれてしまう。

「ナツ、腕、離して」

言い、無理矢理ルーシィが手を振り解こうとすると、

「ヤだ」

逆に強く握られてしまった。
ナツはするりと無骨な手を滑らせ、今度はルーシィの右手を包み込む。

「ルーシィが後ろ向いてんなら、オレが引っ張ってやんよ」

良いもんあったら教えてやるよ、と前を見たままナツが言う。
多分ムカつくほど楽しそうに笑っているのだろうと思ったが、ルーシィから見えるのは鮮やかに映える桜色だけ。

火竜の体温が、じんわりと身体を温めていく。



まわれ右
前にただ行進するだけの彼に向かって。
まわれ右するんじゃないわよ、とルーシィは心の中で独りごちた。






「ナツぅ、オイラ一言言って良いかなぁ」
「あんだよ」
「でぇきてるぅ~」
「巻き舌風に言うな!」
「ナツも素直じゃないよね。ルーシィに構って欲しかったなら言えば良いのに」
「うっせぇ!」
「でぇきてるぅ~」
「うっせぇ!!!」


2012.05.22
行進が最初の体育だったなぁと
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